【Substack】アカウントスコアが落ちるNG行為7選|突然リーチが激減する人の共通点とは?
Substack公式 Demystifying The Feed+2,441Notesの追跡データから導いた7つの共通点
「何となく投稿していたら、突然投稿がほとんど見られなくなった」 「ある日突然、SNSのアカウントが紐づけでBANされてしまった」
現在、このような事態が様々なSNSで発生しており、数ヶ月かけて育てたアカウントがこのような事態になるのは何としても避けたいですよね..💦
今回は、Substack公式の Demystifying The Feed(2025年10月)、Carrie Loranger氏による1,400Notesの14ヶ月追跡データ、Finntropy氏の2026年定量分析(1,041 Notes)など複数のサードパーティ検証を統合し、Substackのアルゴリズム的に特に注意をすべき「アカウント評価が下がるNG行為 7選」をリサーチしました。
こんにちは! 現在マレーシアに住んでいる、データアナリストのみらです。今回も諸事情により匿名で進めさせていただきます。
【目次】
Substackアルゴリズムは、何を見ているのか
アカウントスコアが下がるNG行為7選
まとめ:Substackが本当に評価している「3つの本質」
【NG7選・サマリー】
詳細は本文で解説するのですが、まずは全体像を画像で一気に見ていきましょう。
ひとつでも当てはまっていたら、要注意。詳細を1つずつ解説していきます。
1:前提「Substackのアルゴリズムは何を見ているのか?」
Substackのアルゴリズムは、X(旧Twitter)やInstagramのような「滞在時間の最大化」を最終目標にはしていない。Substack社が2025年10月に公開した Demystifying The Feed で、Mike Cohen氏は次のように明言している。
「他のSNSは大部分が滞在時間ベースに設計されている。スクロールすればするほど広告を見せられる仕組みだ。我々の場合は基本的にその逆。読者が最終的に購読し、課金してくれることが目的だ」
ここを誤解しないでほしい。「滞在時間やエンゲージメントを一切見ていない」という意味ではない。クリック挙動、読了、Notesでの反応、スクロールパターン。こうしたシグナルは当然アルゴリズムに組み込まれている。
では、どこが他SNSと違うのか?マネタイズ構造が違うことに尽きる。Substackには広告がない。だから「ユーザーをスクロールに釘付けにする」インセンティブが構造的に存在せず、最終的な評価指標は sign-ups and subscriptions(登録と購読) に置かれている。エンゲージメントは「サブスクライブ予測」のための材料として使われるのであって、それ自体が目的ではない。
この目標達成のため、アルゴリズムは以下のシグナルから「あなた」がどんな発信者・読者なのかというイメージを組み立てている。
言語・地域
フォロー / 購読しているニュースレター
興味関心
Substack内で完結する行動(restack・reply・share・subscribeなど)
ここで重要なのは、最後の項目。Substackから外に出ていく行動(外部リンクのクリック等)は、読まれてから反応・シェアされるまでの一連の流れを追跡できないためアルゴリズムが評価しにくい。
またここまで読んで、もう気づいた読者もいるかもしれない。
Substackのアルゴリズムが見ているのは、個々の投稿ではない。「あなたという発信者がどんな人物なのか」という像そのものだ。
これから紹介する7個のNG行為は、すべてこの人物像を歪ませる行為だ。歪み方には3つの型がある。そしてこの3つは、記事の最後で答え合わせをしていく。
この視点さえ掴めば、以下の7個のNGがなぜダメなのかは機械的に理解できる。
また「シャドウバン」という現象、つまり通知なくリーチが激減する状態自体は確かに存在する。ただその正体は、運営が個別にマークする「制度」ではなく、複数のシグナル低下が重なって表面化した「2次的な現象」を指すケースがほとんどである。
2:Substackで「アカウント評価が下がる」NG行為7選
ここから本題に入ります。
NG① 外部リンクの連投(短期間バースト)
Substack外部のリンクを含むNotesを、短期間に集中して投稿するとリーチが大きく低下するという複数の観察がある。
Carrie Loranger氏の1,400Notes・14ヶ月追跡データでは、リーチ激減を引き起こす「Trust Dip(信頼の低下)」の主要トリガーの1つとして「短期間の外部リンク連投」が挙げられている。一度Trust Dipに陥ると、回復には毎日の会話的Notes投稿を継続する必要があったと報告されている。
加えて、Finntropy氏の2026年定量分析(1,041 Notes)でも、Notesにリンクを付けるとエンゲージメントが下がる傾向がデータとして確認されている。
メカニズム:
Substack公式は、「プラットフォーム内で完結する行動シグナルを優先的に活用する」と明言している。
外部リンクは「クリック後に何が起きたか」をSubstackが追跡できず、アルゴリズムは外部リンク付きNotesを「評価が難しい投稿」として扱わざるを得ない。
これが短期間に連発されると、「このアカウントはSubstackの外に読者を逃がしている」というシグナルとして検出され、Trust Dipに繋がる構造。
ただし誤解してほしくないのは、外部リンクが完全にNGなわけではないこと。問題は「短期間に集中して投稿する」場合に限る。アルゴリズムが嫌うのは「外部リンクという手段」ではなく、「外部誘導が常態化した発信スタイル」だ。
結論: 日常的に1〜2本の外部リンクを混ぜる程度なら問題ないが、外部リンク付きNotesが投稿の過半を占める状態は避ける。
NG② 同意なし(オプトイン未取得)のメールアドレスインポート
過去のメルマガリストやメールアドレスを、同意なしにSubstackにCSVインポートしてしまう行為。これは7個の中で最も致命的なNG行為。
Substack公式 How do email list imports work? には、こう明記されている。
同意なしインポートが報告された場合、発行能力を制限・停止する措置を取る。
Substack社内には Standards & Enforcement team という専門部署があり、リストインポートは通常72時間以内にレビューされる。
メカニズム:
Substackは複数のpublication(ニュースレター)でメール送信インフラを共有している。あるpublicationが同意なき大量インポートを行うと、受信者たちが「迷惑メール」報告を発する。
その割合が一定を超えると、Substack全体の共有送信IPがGmailやOutlookからブラックリスト判定を受け、他のpublicationが送る正当なメールまで配信不能になりかねない。
「オプトイン済みかどうか、Substackから見たら区別できないのでは?」と思うかもしれない。ただ、Substackはインポート後のbounce率・苦情率・開封率を継続的にモニタリングしている。インポートした瞬間ではなく、その後の数値で事後的に判定される仕組みだ。
結論: インポートするリストは、必ずopt-in済みであること。インポート時にSubstackから提示される任意質問(取得経路URL等)にも詳しく答える。オプトイン状況が曖昧なリストは、案内メール経由で再登録してもらう方が安全。
NG③ メール開封率の低下/不活性リスト未整理
Notesばかりに気を取られ、メール側を放置していると、気づかないうちにSubstackがあなたのメールを配信制限している可能性がある。
Substack公式自身が「不活性購読者の削除ツール」を提供している事実そのものが、低エンゲージメントが評価上の問題であることを示している。
Substack公式サポートページには、こう書かれている。
「不活性/配信不能アドレスの率が高い場合、Substackの送信評価(評判)を守るため、削除を依頼することがある。」
お気づきの方もいるかもしれないが、これは先ほどのNG②と(同意なしインポート)全く同じメカニズムだ。
何が起こるか:
メールがGmailの「Promotionsタブ」や「迷惑メールフォルダ」に振り分けられやすくなる
開封率が下がる → さらに送信レピュテーションが下がる → 負のスパイラルに突入する
メカニズム: 大手メールプロバイダーは、エンゲージメント率を送信元レピュテーションの最重要指標として使う。低開封率のリストを抱え続ける = Substack全体の送信評判が下がる方向に作用するため、Substack自身が公式に削除を推奨している。
結論: 3ヶ月以上不開封の購読者を、定期的に少しずつ整理する。ただし一度の大量削除は、急激な配信パターン変化が苦情率上昇の引き金になるため逆効果。
NG④ Recommendations(推薦)機能を未設定のまま放置
設定画面の「Recommendations(推薦機能)」を空欄にしているだけで、新規流入経路を大きく失っている可能性が高い。
Substack公式が公表している数字は、控えめに言っても衝撃的だ。
Substack公式(2025年): 「Recommendations経由の流入が、全新規無料購読の約50%、有料購読の約25%を占める」
つまり、推薦機能を設定していない発信者は、Substackの新規流入経路の半分を最初から放棄していることになる。
加えて、Matt Giaro氏は「自身の成長の40.53%がRecommendations経由」と公開している。これは個人事例だが、公式数字とも整合的である。
メカニズム:
推薦機能は、発信者間に「オーディエンスの重なり」を張り巡らせる中核装置だ。Mike Cohen氏は Demystifying The Feed で「異なるニュースレターのオーディエンスが重複していれば、それが好循環を生む」と発言している。
推薦機能を設定すると、Substackは「あなたの読者」と「あの人の読者」の重なりをデータとして観測できるようになる。つまり、「あなたのジャンルはここ」「あなたと似た読者層は~」というデータをアルゴリズムに学習させる材料になる。
未設定は、この学習機会を自分から放棄している状態に他ならない。
結論: 設定画面から、自分のジャンルに近い発信者を最低3~5誌は recommend する。これだけで新規流入経路が一気に開く。「相互推薦の依頼DM」を送り合うのではなく、自分が読者として継続的に読んでいる発信者を設定するのが重要。
NG⑤ Notes投稿後の放置(post-and-ghost)
Notesを投げたら、その後はSubstackに張り付いてリプライ・コメントに反応する。これだけで、同じ内容のNotesでもリーチが大きく上昇する可能性が高い。
複数の独立検証で、投稿直後の自己エンゲージメントの効果が報告されている。
escapethecubicle氏のNotes監査(2026年2月): 投稿後30〜60分以内にコメントやいいねが付いたNotesは、より広い配信を獲得する傾向にある。
Matt Giaro氏: 「Notes are social media. And if you don’t engage, you’re screwed」(Notesはソーシャルメディアであり、エンゲージメントを怠ると終わる)
ここで重要なのは、「投稿直後の能動的な自己関与」が本質だということ。一部のクリエイターは「投稿後30分は離れるな」というルールを推奨しているが、30分という具体時間そのものは公式の数字ではなく、本質は「自分の投稿に自分でも反応する」という行動様式にある。
メカニズム: アルゴリズムは、新規投稿を一度に全フォロワーへ届けるわけではない。まずごく一部の読者にテスト配信し、そこでの反応速度・密度を見て、より広い配信に乗せるかどうかを判断する。
つまり、最初の数十分の反応こそが投稿の運命を決める。投稿者本人の返信・リスタックは、このテスト配信フェーズで反応シグナルを直接押し上げる行為となる。
逆に言えば、「投げっぱなし(post-and-ghost)」は、自分の投稿に自分でシグナルを供給する機会を捨てている行為だ。同じ内容のNotesでも、自己エンゲージメントの有無で初動の勢いが変わり、その後のフィード露出が大きく変わる。
結論: Notesを投げた後、初動の段階では特にコメントには可能な限り返す。これだけで初動の反応シグナルが供給され、リーチが大きく伸びる。
NG⑥ 偽装課金・ベストセラーバッジ偽造
自分の別アカウントで自分に課金、相互課金、無料トライアルや無償提供で見かけ上の購読者数を膨張させる。これらは、Bestseller badgeやリーダーボードでの実態を超えた評価を得るための偽装行為であり、構造的に対策されている。
Substack公式サポートページ
What is a Substack Bestseller badge? には、こう明記されている。
「無料トライアルと無償提供は、ベストセラーバッジのカウントに含まれない。」
加えて、escapethecubicle氏の2026年2月の記事は、Substack CEOが「自己プロモーション目的で偽の有料購読を作成したアカウントをブロックし、ベストセラーリーダーボードから削除した」と公に確認したと報告している。
メカニズム: Bestseller badgeは、ランキング・シグナル、内部アルゴリズム、推薦力学に直接連動している。検出されると、リーダーボードから除外されるだけでなく、アカウントレベルの信頼スコアそのものが毀損するリスクがある。
結論: Substackで本当に評価されるのは、自然発生的な有料購読の積み上げである。偽装課金で得たバッジは、Substack公式・アルゴリズム・他の発信者の三方向から見破られ、得られるより失うものの方が遥かに大きい。
NG⑦ 他者コンテンツの無断転載・剽窃
他人のSubstackポスト・Note・記事を、出典・許諾なしにそのまま自分のニュースレターに転載する行為。これはSubstackで明確にアカウント停止リスクのある行為。
具体的にNGなのは以下のような行動:
他人のSubstack記事を、出典・許諾なしにそのまま自分のpublicationに転載する
部分引用を超えた無許諾の長文引用(フェアユースの範囲を超える)
他者の有料記事を自分のpublicationにコピペし無料公開する
他人の記事の構成・論理展開をそのまま流用し、表現だけ少し変えて自分の作品とする
Substack公式Substack Terms of Useでは、明文で剽窃を禁止している。
「we reserve the right to delete or disable content alleged to be infringing, and to terminate the accounts of repeat alleged infringers.」(侵害が申し立てられたコンテンツを削除・無効化する権利、および繰り返し侵害が申し立てられたアカウントを停止する権利を留保する。)
具体的なBAN閾値: Substack公式の Copyright Repeat Infringer Policy(substack.com/repeat_infringer)には、こう明記されている。
・同一カレンダー年内に「3件を超える有効なDMCA通知」を受けた場合、アカウント停止検討
・「particularly willful or egregious」(特に故意性が高いまたは悪質)な場合は1〜2件でもアカウント停止対象
つまり、年間3件のDMCA通知が公式に明記されたBANラインだ。これは机上の規定ではなく、専用窓口(copyright@substackinc.com)まで設置して実運用されている。
メカニズム: Substackのアルゴリズム以前に、プラットフォーム運営の根幹に関わる問題である。Substackは「筆者が安心してオリジナルコンテンツを書ける場所」として設計されており、剽窃は最も強く取り締まられる行為の一つだ。
実用的な対処:
他者のコンテンツは引用ルールを守る:
短い引用 + 出典明示 + 自分のコメント・分析を必ず添えるrestack機能・Notes引用機能を使えば、Substack内の作品はリスクゼロで紹介できる
自分の作品が転載された場合は copyright@substackinc.com にDMCA通知を送る
結論: 「ちょっとくらいの転載はバレないだろう」は通用しない。Substackは出典・誠実さを最も重視するプラットフォームであり、本記事の他の6つのNGをすべて守っていても、これ1つでアカウント自体が消える可能性がある。引用と剽窃の境界線は、自分のコメント・分析を添えて、出典を明示することが重要。
3:まとめ「Substackは結局、何を見ているのか?」
7個のNG行為を見てきたが、全てに共通する原理は3つに集約される。
本質① Substackは「あなたが本物か」を見ている
Substackは入力シグナル(location / language / subscriptions / follows / interests)からあなたのベクトル像を構築している(Mike Cohen 2025/10)。
偽装課金で膨らませた購読者数
他者コンテンツの無断転載
推薦機能を未設定のまま放置(=自分のジャンル位置を申告しない)
これらはすべて「不自然なアカウント」「信頼できないアカウント」と判定される。アルゴリズムは「あなたが本当に何を好み、何を発信する人なのか」という人物像を学習し続けている。それがブレている/嘘があると、評価が崩れる。
本質② Substackは「内部の循環」しか強く評価できない
外部リンクの連投
Notes投稿後の放置(自分でシグナル供給を放棄)
同意なしインポートでメール送信レピュテーションを破壊
これらが全てNGなのは、Substack内部での循環ループに貢献しない、または循環そのものを破壊するからである。逆に言えば、内部循環に貢献する行動を取れば、それだけでアルゴリズムは味方になる。
本質③ Substackは「不安定なアカウント」を最も嫌う
バースト的な投稿の後の長期沈黙
開封率の低下を放置
継続的な投稿の途絶
Substack公式の Posting Consistently ガイドは「週1投稿を最低基準として推奨」「あなたの成長は出力量に直結する」と明言している。
重要なのは「投稿頻度の高さ」そのものよりも、予測可能なリズムを作ることだ。週1でも週3でも、自分が継続できるペースを見つけて守ることが、アルゴリズムにとって最も評価しやすい状態を作る。
まとめ
結局、Substackで伸びる人と伸びない人の差は、才能でも文章力でもない。
「本物として、内部循環に貢献し、安定して続ける」この3つを愚直にやる人が勝つ仕組みになっている。
そしてこれは、偶然そうなっているのではない。
Substackの運営自身が、プラットフォームの長期的な健全性を守るために、不正・不誠実・不安定なアカウントを構造的に排除する設計を選んだ結果である。
広告ではなく購読料で成り立つビジネスモデル上、彼らに「読者を欺いて短期的に伸びるアカウント」を許容するインセンティブはない。
むしろ、そうしたアカウントを放置すれば、Substackというプラットフォーム全体の信頼が損なわれ、運営自身の事業が揺らぐ。だからこそ、3つの本質を満たす者が伸びる構造は、Substackが続く限り変わらない。
⚠️ 重要な前提: Substackはアルゴリズムの正確な定量閾値を公式には開示していない。本記事の数値の多くは、複数の検証者の観察値を統合したものであり、絶対的な事実ではない。それでも本記事が7個のNGを採用したのは、(1)複数の独立した観察が同じ方向性を示している、(2)Substack公式の発信や設計思想と整合的、(3)論理的なメカニズム説明が成立する。この3条件を満たしているからだ。
アルゴリズムは2025〜2026年にかけて大きく更新されており、最新の挙動はメルマガで継続的に追跡している。気になる方はぜひ登録してほしい。
PS: お疲れ様でした!今回の記事が、皆さまのお役に立てましたら幸いです..!✨










めっちゃ参考になりました!
私もアカウント停止になったんですけど、最初のnotesに外部リンク2つ貼ったからかもしれないですね🤔
確信はないんですけど、、、
気を付けたいと思います!
拝見させていただきました!!
めちゃくちゃ参考になりました😊
出来れば仲良くしてください🙌🙌